第46回北海道連合三田会札幌大会

8月23日(土)、第46回北海道連合三田会札幌大会が
当三田会のホストのもと、札幌グランドホテルにて盛大に開催され
ました。参加者は 清家 篤 塾長はじめ塾来賓4名、旭川5名、
帯広6名、函館4名、小樽11名、苫小牧7名、室蘭2名、釧路3名、
札幌43名、総勢85名でした。プログラムは次の通り。
(敬称略。司会進行は常任幹事の中田美知子さん)

第一部  塾長講演会
塾長講演 慶應義塾 清家 篤 塾長
演題 「独立した個人の「私(わたくし)」と「公(おおやけ)」」

塾長講演会では、
「今日の大きな変化と国際化の時代に求められる人材とは、
新しい状況を理解し、自らの頭で考え、問題を解決できる力が
何よりも大切であること、また国際化が進む中で、自分というもの
を持って、異文化にも柔軟に対応することができること、だと思い
ます。人に頼らず生活出来る人、誰かの言いなりにならない人、
自分の考えに従って行動出来る人、こうした自由で独立した個人
の存在は、近代社会の必要条件と言えますが、ともすると、自分
や家族など狭い範囲の人たちに関心が集まり、公共への関心や
社会との関わりが薄れてしまう恐れがあります(独裁者)。個人が
自由で独立した生活をするためには、やはり、他の人との協力や
助け合いが欠かせません。 トクビルという政治家は、その方策と
して、社会(コミュニティ)への参加や、クラブなど任意団体への参加の
重要性を説きましたが、福澤先生は、社会(society)のことを
「人間(じんかん)交際」と訳しており、この「三田会」の存在は、
独立した個人による、まさしく理想的な「人間交際」の場と言える
でしょう。慶應義塾のあり方も「半学半教」の伝統とともに、塾生、
教職員、そして塾員の皆様の手助けもいただきながら、そうであり
たいと考えています。」 とのお話を頂きました。

第二部  懇親会
塾歌 斉唱
挨拶・乾杯   札幌三田会   会長 今井 國雄
懇 親    道内各地三田会   近況報告
コンサドーレ札幌 応援パフォーマンス
エール    応援歌「若き血」斉唱
札幌三田会    常任幹事 小泉  光
中締め        帯広三田会    会長 田中 一郎

懇親会は、今井会長の歓迎のご挨拶と乾杯で始まり、
恒例の道内各地三田会からの近況報告の後、
コンサドーレ札幌の野々村社長(平7法卒)が登場。
コンサドールズの応援パフォーマンスに会場は大いに
盛り上がりました。

最後は小泉常任幹事のリードにコンサドールズ
の応援も加わり、元気よく「若き血」を全員で
斉唱し、次回開催地 帯広三田会 田中会長
の中締めで閉会いたしました。
【あ】